「肩や肘の痛み 原因究明・徹底治療」(チョイス@病気になったとき)
肩関節周囲炎(五十肩)について
- 肩関節は、骨や軟骨、筋肉を包む「関節包」で構成されている
- 「肩関節周囲炎」は、加齢や女性ホルモンの変化など、何らかの原因で関節包に「炎症」が起き、痛みを感じる状態
- 50代で発症する人が多いため「五十肩」(凍結肩)と言われている
五十肩の経過
発症から2週間ほどを「急性期」と呼びます。
- 痛みが強く、肩を動かすことができない時期
急性期を経て6か月ほどを「慢性期」と呼びます。
- 痛みは軽くなってきますが、肩の動かしにくさを感じる
慢性期を経て6か月ほどを「回復期」と呼びます。
- 痛みがほぼ治まり、肩を動かしやすくなる
五十肩は、多くの人の場合、数か月で自然に回復すると言われています。
- 急性期が6か月以上続く、肩を動かせる範囲に制限が残ってしまうなど、個人差がある
- 経過を見極めて、適切な治療をすることが大切
五十肩の治療
急性期の治療
- 痛みの強い時期は無理に肩を動かさないことが基本
- 必要に応じて痛み止めの飲み薬や湿布薬を使い、炎症を抑える効果のあるステロイド注射薬を使う
慢性期の治療
- 炎症が治まってくると、関節包が縮んで硬くなり、肩が動かしにくくなってくる
- 関節包が癒着して肩関節が動かなくなる前に、痛みが軽減したときから「運動療法」を始めることが大切
胸郭出口症候群とは
「胸郭出口」とは一番上の肋骨と鎖骨の隙間のことで、脳と腕をつなぐ神経や、動脈や静脈が通っている場所です。
- 何らかの原因で、この胸郭出口が狭まり、神経が圧迫されると、肩から腕にかけて痛みやしびれを感じる
- 20~50代の特に女性に多い病気
- 鎖骨が下がって胸郭出口が狭くなりやすい「なで肩」の人は注意が必要
- また、仕事やスポーツなどで「腕を上げる動作を繰り返すことが多い人」もなりやすい
- 神経や血管の障害によってさまざまな症状が現れるのが特徴
胸郭出口症候群の治療
- 基本は薬での治療。「痛み止めののみ薬」「神経障害性疼痛の薬」「ビタミン剤」などを使用
- 痛む箇所に打つ「神経ブロック注射」も有効
- これらと同時に「運動療法」も行う
- それでも改善しない場合は「手術」を検討
テニス肘・上腕骨外側上顆炎とは
上腕骨外側上顆とは、肘の外側の出っ張った部分で、さまざまな筋肉が重なるように付いている場所です。
- 手首を上に持ち上げる筋肉の使いすぎなどで腱に炎症が起きるのが「上腕骨外側上顆炎」
- テニスの愛好家に多く発症することから「テニス肘」とも呼ばれている
- 原因としては、手首の使いすぎ以外にも、加齢や女性ホルモンのバランスの変化によって腱に負担がかかりやすくなり、発症すると考えられる
テニス肘の治療
- 基本は「安静」、手首を使う動きをできるだけ避ける
- 痛みが軽い場合は「湿布薬・痛み止めののみ薬」
- ステロイド注射薬は効果が切れると再び痛む場合があり、腱が傷んだり弱くなったりするリスクがあるので、注射は3か月以上の間隔で少ない回数に抑える
- これらと並行して「運動療法」も行う
- 痛みが強い場合は「手術」を検討
当院での治療
当院では肩や肘の痛みに対して下記の治療を行っています。
