動注治療(もやもや血管治療)
長引く手や足などの痛みにお悩みではありませんか?
「色々な治療を試したけれどなかなか良くならない」
「手術はできるだけ避けたい」
そういったお気持ちを抱えている方は、少なくないと思います。
白山リハビリ整形外科では、そのような患者さんのための新しい選択肢として「動注治療」に力を入れています。
動注治療とは
炎症や痛みの原因となるモヤモヤ血管(異常血管)を抑制して、炎症や痛みを和らげる治療法です。
モヤモヤ血管とは
慢性的な痛みがある部位には、モヤモヤした異常な血管が発生することがあります。
この異常な血管が炎症や痛みを引き起こすと考えられています。
治療方法
手や足の動脈から薬液を注入してモヤモヤ血管(異常血管)を詰まらせて抑制します。
エコーを使用することで針を安全かつ正確に誘導し、目的の動脈を確認しながら薬液を注入することで効果を高めます。
動注治療で対応できる疾患
当院では、特に以下のような疾患でお悩みの方にご提案しています。
つらい痛みを諦める前に、モヤモヤ血管(異常血管)を抑制する動注治療という選択肢について、ぜひ一度ご相談ください。
- ヘバーデン結節
- ブシャール結節
- 母指CM関節症
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)
- アキレス腱炎
- 足底腱膜炎
- 有痛性外脛骨
- 外反母趾
- 強剛母趾
- 母趾種子骨障害 など
ご自身の症状が動注治療の対象となるか分からない場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
動注治療が注目される理由
へバーデン結節に対しては有効な治療法がなく、サプリメントを提案するといったものでした。
動注治療で炎症や痛みの原因となるモヤモヤ血管(異常血管)を抑制して、炎症や痛みが和らぐことで
注目されるようになりました。
料金について
動注治療は、健康保険が適用されない自由診療となります。
上肢 25,000円(税込価格)
- ヘバーデン結節
- ブシャール結節
- 母指CM関節症
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)など
下肢 35,000円(税込価格)
- アキレス腱炎
- 足底腱膜炎
- 有痛性外脛骨
- 外反母趾
- 強剛母趾
- 母趾種子骨障害 など
動注についてのよくある質問
Q1. 治療の際に痛みはありますか?
A1.細い針を刺すときに少しチクッと感じる場合があります。
また、治療後数日間、注射部位に鈍い痛みや腫れを感じることがありますが、徐々に軽減していきます。
Q2.治療時間はどのくらいですか?
A2. 5~10分程度で、日帰りでの治療が可能です。
Q3. 1回の治療で効果はありますか?何回くらい治療が必要ですか?
A3. 効果の現れ方は1~2週間から1ヶ月程で個人差があります。
1回の治療で痛みが大きく改善する方もいらっしゃれば、複数回の治療が必要な方もいます。
症状や程度によりますが、一般的には1ヶ月おきに数回の治療をお勧めすることが多いです。
Q4. 副作用やリスクはありますか?
A4. 治療直後から数日、熱い感じやピリピリとした違和感を感じることがありますが、一時的なものです。
また、注射に伴う一般的なリスクとして、感染、出血、痛み、腫れなどが起こる可能性はゼロではありません。当院では衛生管理を徹底し、安全に治療を行っています。
Q5. 健康保険は使えますか?
A5.動注治療は、現在のところ健康保険の適用外となっており、全額自己負担の自由診療となります。
整形外科の臨床現場では、湿布や痛み止め、リハビリテーションといった保険診療で改善する患者さんが多くいらっしゃる一方で、どうしても痛みが取りきれず、日常生活に支障をきたしたままお悩みの方も残念ながらいらっしゃいます。
当院では、そうした患者さんの「最後の砦」となりたいという思いから、動注治療をはじめとする新しい治療法を積極的に取り入れています。
私たちは、ただ痛い部分だけを診るのではなく、リハビリテーション科医の視点から呼吸や姿勢、動作といった全身のバランスを評価し、整形外科医の視点から局所の問題を正確に診断します。この両方からのアプローチこそが、当院の強みです。
保険診療でできることを最大限に行い、それでも改善が難しい場合には、動注治療や再生医療といった自由診療の選択肢もご提案します。
大切なのは、患者さんお一人おひとりがご自身の状態を正しく理解し、ご納得の上で治療法を選択することです。
「この痛みと一生付き合っていくしかない」と諦める前に、ぜひ一度、白山リハビリ整形外科にご相談ください。
あなたのつらい症状が少しでも和らぎ、笑顔を取り戻せるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
