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夏場は「便秘」になりやすい?…“干からび腸”に注意!名医直伝「夏の便秘対策」(康カプセル!ゲンキの時間)

[2026.06.27]

夏本番を迎えるこれからの季節、特に注意したいのが干からび腸と呼ばれる状態です。夏場は大量の汗をかくことで体内から水分が失われ、大腸へ届く水の量は通常よりもさらに減少してしまいます。その結果、便が硬くなり、便秘を引き起こしやすくなるのです。これまで便秘に縁がなかった男性も、加齢とともにリスクが高まるため、適切な対策を知っておくことが重要です。今回は専門医の解説のもと、夏の便秘の原因と改善策について詳しくお届けします。

夏の便秘「干からび腸」の基礎知識とタイプ

便秘とは、本来排出されるべき便が大腸の中に滞っている状態を指します。具体的には「便が硬い」「回数が少ない」「残便感がある」といった症状が挙げられますが、毎日排便があってもすっきりしない場合は便秘に含まれます。便秘症は大きく分けて以下の2つのタイプが存在します。

一次性便秘 腸の働きや生活習慣に原因があるもの。
二次性便秘 病気(大腸がん等)や薬の影響で起こるもの。大腸内視鏡検査やCT検査による原因究明が必要な場合があります。

夏に「干からび腸」を引き起こす7つの主な原因

夏特有の環境や生活習慣が、腸の水分を奪い、働きを鈍らせる要因となります。主な原因は以下の通りです。

水分不足 汗をかくことで水分が失われるため、1日2リットルを目安にこまめな補給が必要です。
食事量の減少 夏バテで食欲が落ちると、便の材料が不足します。また、糖分の摂りすぎは腸内でのガス発生を招き、お腹が張る原因になります。
排便の我慢 便意を我慢すると直腸で水分が吸収され、便がさらに硬くなります。この習慣は便意を感じにくくなる負のサイクルを招きます。
運動不足 腸の動きを活発にするため、ウォーキングや自転車漕ぎなどの運動を週5日、1回20〜30分程度行うのが理想です。
自律神経の乱れ 熱帯夜による睡眠不足などで自律神経が乱れると、腸の動きが低下し、便秘が悪化しやすくなります。
冷たい物の摂りすぎ 冷たい飲食物は腸を冷やし、血流を悪化させます。その結果、便が腸内を移動しにくくなります。
食物繊維不足 便の形を整え、排出をスムーズにするための食物繊維が不足すると便秘につながります。

干からび腸に潤いを与える!名医直伝の夏の便秘対策

便秘改善の鍵となるのは、食事から摂取する食物繊維です。1日の摂取目標量は女性18g以上、男性20g以上とされています。性質の異なる2種類の食物繊維をバランスよく取り入れましょう。

2種類の食物繊維とその働き

不溶性食物繊維 便のかさを増やして腸を刺激します。ブロッコリー、カボチャ、サツマイモなどに多く含まれます。
水溶性食物繊維 便を柔らかくし、腸内環境を整えます。ゴボウ、海藻類、納豆、アボカドなどに豊富です。

手軽に摂取できるおすすめ食材

  • キウイフルーツ:水溶性と不溶性の両方をバランスよく含みます。1日2個を目標に食べることで腸の動きをサポートします。
  • サイリウム:オオバコの種を粉末にしたもので、水分を含むとゼリー状になります。小さじ1杯程度をジュースや料理に混ぜて摂取しますが、必ず十分な水分と一緒に摂るようにしてください。

出したくても出せない「便排出障害」の検査法と治療法

干からび腸が進行すると、便を出す機能そのものに支障をきたす便排出障害につながることがあります。これは、腹圧をかけても肛門がうまく開かなかったり、押し出す力が足りなかったりする状態を指し、高齢者や女性に多く見られます。

便排出障害の主な検査方法

排便造影検査 最も重要な検査です。擬似便を注入し、排出する様子をX線で撮影して肛門の動きを確認します。
直腸感覚検査 お尻から風船を入れ、膨らませた際の変化から便意を感じる感覚が正常かを調べます。
その他の検査 直腸肛門内圧検査やバルーン排出検査などで、筋肉の動きや排出能力を評価します。

正しい排便習慣を覚えるバイオフィードバック療法

便排出障害は一般的な便秘薬では改善が難しいため、バイオフィードバック療法が行われることがあります。これは、センサーを用いて自分の筋肉の動きをモニターで確認しながら、正しい力の入れ方や肛門の開き方を習得するトレーニングです。月に1回、5か月程度の通院で改善を目指します(※現在は保険適用外の自由診療となります)。

当院での治療

当院では便秘に対して、AWG療法(自費)を行っています。

AWG療法

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