『「腎臓」悪くなると“老化”も進む!?…深い関わりが明らかに!衰えを早期発見!腎機能をキープする方法』(2025.11.30 健康カプセル!ゲンキの時間)
あなたの老化は腎臓次第!〜人生100年時代の腎臓を守る方法
慢性腎臓病とは
- 18歳以上の成人の5人に1人が患っていると言われる病「慢性腎臓病」
- 慢性腎臓病とは、血液のろ過機能などが低下する病気
- 進行し重度の腎不全になると、人工透析での治療を一生続けなければならない
- 腎臓は“沈黙の臓器”と言われ、自覚症状がほとんどなく、一度機能を失うと二度と再生しない
- 自覚症状がないからといって放っておくと、腎不全だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こし命の危険もある
- 腎臓が悪くなるとその人自身の老化も進む
腎臓の基礎知識
- 腎臓は、背中の高い位置に2つある臓器
- 1つの腎臓がレモン1つ分程度の大きさで、尿を作って身体の中の毒素を排出する機能がある
- 高齢者で元気がない人の原因の1つは、腎臓が出している抗老化たんぱくの減少
- 腎臓には糸球体と呼ばれる無数のフィルターがあり、たんぱく質などの栄養分は身体に残し、必要のない老廃物などは尿のもととして分けている
腎機能低下の原因
高血圧
- 血液の圧力が高いとフィルター(糸球体)の網目が壊されて、腎臓のろ過機能が低下
- 本来身体に残るはずの栄養分などが出ていってしまう
糖尿病
- 血液中の過剰な糖分が糸球体の血管を傷つけるため、フィルターの網目が大きくなり、ろ過機能が低下してしまう
健康診断でわかる腎機能の低下
eGFR(推算糸球体濾過量)とは
- 性別・年齢・血液中のクレアチニンという老廃物から算出される数値
- 腎臓が血液中の老廃物をどれくらいろ過できるかを表す
- eGFR値60未満が3か月以上続くと「慢性腎臓病」と診断
- 何も対策せずに放置していると、軽度〜中等程度にあたるG3aの場合でも約15年後には腎不全を発症し、人工透析が必要になる可能性がある
- 腎機能は改善することがないため、eGFR値が正常でもその状態をキープすることが大切
日常生活に潜む腎機能低下の危険サイン
- 尿が泡立つ
- むくみ
慢性腎臓病の第2段階「尿毒症」
- 1段階目は、たんぱく尿のように身体に必要なものが出てしまう状態
- もっと進行すると、不要なものを捨てられなくなり、身体に毒素が溜まってしまう「尿毒症」の症状が出始める
- 腎機能低下の症状が進むと、腎臓にある約70万個の糸球体の機能が徐々に失われる
- 血液が腎臓に運ばれてきても捨てるはずの毒素が排出できず、体内に蓄積してしまう
- 毒素が脳に回ると、認知機能を低下させ認知症のリスクに
- 尿毒症が悪化すると人工透析が必要な腎不全となってしまう
腎臓を守るためにできること
塩分を摂りすぎない
- 塩分の摂取量は、1日小さじ1杯程度の6gが目安(お味噌汁1杯で約1〜1.5g)
質の良い睡眠をとる
- 睡眠不足の人は、たんぱく尿の発症リスクが高い
- ストレスを溜めずに質の良い睡眠をとるよう心がける
腎機能低下を見落とす危険なケース
「前立腺肥大症」と思いきや腎機能低下
- 腎機能低下による夜間頻尿を前立腺肥大症と勘違いしてしまうケースが非常に多い
- 腎機能が低下すると、尿を濃くすることができなくなるため、身体が脱水に傾いている夜間でもトイレに行きたくなってしまう
前立腺肥大症と腎機能低下の見分け方
- 前立腺肥大症の場合は少ししか尿が出ない
- 腎機能が低下している場合は夜中でもしっかり尿が出る
「過活動膀胱」と思いきや腎機能低下
- 女性の場合は、過活動膀胱と勘違いするケースが多い
- 過活動膀胱とは尿が溜まっていないのに強い尿意に襲われてしまう病気
- 原因ははっきりしていませんが、膀胱の柔軟性が低下することが関係している
当院の腎臓病への取り組み
当院ではeGFRを測定して腎機能をチェックしています。
慢性腎臓病に対してAWG療法(自費)を行っています
