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衰えを見逃すな!丈夫な筋肉&骨への実用情報(“健康迷子”のあなたへ)

[2026.01.26]

サルコペニアとは?筋力低下と健康リスク

筋力や筋肉の量が低下するサルコペニアになると死亡リスクは2倍以上に。簡単な筋肉のセルフチェックと筋トレ法、骨を強くする生活習慣と料理をご紹介します。

サルコペニアの現状と診断基準

サルコペニアとは、筋力や筋肉の量が低下した状態を指す病名です。 サルコペニアになると、日常生活が困難になったり、転倒や骨折のリスクが増加したり、さらには糖尿病や肺炎などの感染症を起こしやすくなるなど、死亡率の上昇にも繋がります。

日本サルコペニア・フレイル学会は診断の方針を大きく見直し、これまでは65歳以上を主なターゲットとしていましたが、新たに50歳から64歳の基準も設けられました。

年齢別握力平均値とサルコペニアの関係

アジア人1万5千人以上の握力の年齢別平均値を見ると、50歳でグラフが急に落ちていることが分かります。 握力が急に落ち始める時期から、全身の筋肉量も低下し、サルコペニアにつながる危険性が高まります。

診断基準となっているサルコペニアの疑いがある握力は以下の通りです。

年齢 男性 女性
50歳~64歳 34kg未満 20kg未満
65歳以上 28kg未満 18kg未満

専門家が推奨する健康体操トップ3

「あしたが変わるトリセツショー」では、全国で健康体操を指導する理学療法士、柔道整復師、健康運動指導士、スポーツトレーナーなど3000人にアンケートを実施し、「元気に動ける体を一生保つための体操」をテーマに、実際に現場で効果を実感している「いまもっともおススメの体操」を選んでもらいました。

  1. 3位は片足立ち
  2. 2位はカーフレイズ
  3. 1位はスクワット

室伏広治氏考案 筋力セルフチェック

元スポーツ庁長官で東京科学大学副学長の室伏広治さん。アテネオリンピック男子ハンマー投げでの金メダルや、前人未踏の日本選手権20連覇など輝かしい成績を残す一方で、運動機能の科学的な研究を続けて論文を発表する研究者としての一面もあります。

室伏さんが研究している身体機能のチェック法をご紹介します。

下半身の筋力チェック

椅子に座った状態から片足でゆっくりと立ち上がり、ゆっくりと座ります。これを左右の足で行います。

両足とも立ち上がれた人の割合:40代で68%、50代で49%

下半身の筋力チェック 上級編

一方の足を膝の上に置き、片足で立ち上がります。これを左右の足で行います。

両足とも立ち上がれた人の割合:40代で49%、50代で37%

筋力アップの秘訣:速歩(そくほ)

速く歩くことが、筋力を高めるポイントです。

研究では60歳前後のグループが速歩を週60分、5ヶ月間行ったところ、平均で太ももの前側の筋肉が13%、後ろ側は17%もアップするという結果が出ています。

骨粗しょう症の現状とリスク

日本人の8人に1人が骨粗しょう症だと言われています。

骨粗しょう症で怖いのは骨折するリスクが高くなることです。特に高齢者の場合、骨折をきっかけに歩行困難になったり、要介護に繋がるため注意が必要です。

ビタミンD不足と骨の健康 

日光を浴びることで、体内でビタミンDが作られます。

ビタミンDは腸でカルシウムの吸収を助けたり、骨を強くしたりする働きがあります。

5518人のビタミンDを調べたところ、98%の人が不足だったという研究結果があります。

当院の対応

当院ではサルコペニアに対して運動器リハビリテーション(予約制)、骨粗鬆症に対して骨密度検査体質に合わせた治療を行っています。

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