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たるみのトリセツ(あしたが変わるトリセツショー)

[2025.07.25]

顔のたるみは、30代以上の約8割が抱える美容の大きな悩みです。目元や頬、口元のほうれい線など、見た目の印象を左右するたるみに対し、これまでは化粧品や美容医療によるアプローチが主流でした。しかし近年、最新の研究によって、これまで知られていなかったたるみの新たな原因が次々と明らかになっています。

従来の常識であった表情筋によるたるみ

これまで、顔のたるみの主な原因として考えられてきたのは表情筋の衰えです。喜怒哀楽を表現するための筋肉が加齢によって弱まることで、その上にある皮膚を支えきれなくなり、下垂が起こるとされてきました。そのため、顔を引き締めるための表情筋トレーニングが広く普及してきました。しかし、トレーニングだけでは十分にカバーできない側面があることが判明したのです。

発見!たるみの新原因は「立毛筋」の衰え 

美容研究の最前線でいま最も注目されているのが立毛筋(りつもうきん)です。立毛筋は、寒さを感じた際などに鳥肌を立てるための小さな筋肉で、顔の皮膚にも無数に存在しています。これまで大きな役割はないと考えられてきましたが、実は皮膚を内側から支える隠れた支柱としての重要な機能を果たしていることが、大手化粧品メーカーの研究で明らかになりました。

年齢とともに低下する鳥肌力の実態

肌の内部で斜めに走る立毛筋が衰えると、重力に抗う力が弱まり、皮膚のたるみが進行してしまいます。番組で行われた実験では、年齢とともに鳥肌力が低下する傾向が確認されました。

年代 鳥肌が立った人数(各年代10人中)
20〜30代 7人
40〜50代 3人
60代 2人

たるみだけじゃない立毛筋の美容効果

立毛筋をケアすることは、たるみ改善以外にも多くの美容メリットをもたらします。最新の研究で分かってきた隠れた力について解説します。

毛穴の引き締め 立毛筋の収縮力が維持されることで、毛穴をキュッと閉じる効果が期待できます。筋力が低下すると毛穴が広がる原因になります。
発毛の活性化 立毛筋の伸縮が刺激となり、体毛の付け根にある毛包の幹細胞を活性化させるという研究結果が発表されています。

たるみを改善する立毛筋ストレッチのやり方

衰えてしまった立毛筋も、適切なストレッチによって活性化させることが可能です。筋肉の流れに沿って丁寧に引き上げることで、肌を支える力を取り戻しましょう。摩擦によるダメージを防ぐため、必ずマッサージクリーム等を塗ってから行ってください。

  1. フェイスラインのすり上げ
    親指をあご下の骨に沿わせ、こめかみに向かってフェイスラインを優しくすり上げます。
  2. 頬の持ち上げキープ
    あごの下から頬全体を包み込むように持ち上げ、目元を覆うような位置で6秒間保持します。
  3. こめかみの圧迫
    手を横にずらし、こめかみ部分を心地よい強さで圧迫しながら6秒間キープします。
  4. 首からこめかみの伸展
    鎖骨からこめかみに向かって皮膚を引き上げ、反対の手で上下に優しくのばします。

上記のステップを1〜4まで各3回ずつ、朝晩1回を目安に継続してください。もし肌に赤みや痛みなどの異常を感じた場合は、すぐに中止し皮膚科専門医を受診してください。

気になる疑問に答えるたるみ対策Q&A

日常のケアや習慣について、よくある質問をまとめました。正しい知識を持って対策に取り組みましょう。

EMS機器の効果は? 深部にある表情筋を刺激するため、たるみ改善に一定の効果が期待できます。ただし、皮膚表層への影響についてはまだ研究段階です。
美顔ローラーは有効? 一時的な血流改善やむくみ軽減には役立ちますが、根本的な解決については不明瞭です。過度な摩擦は肌を傷める可能性があるため注意しましょう。
飲酒は影響する? 過度の飲酒は、肌の水分保持力の低下や糖化を招き、たるみを加速させる大きな要因となります。
日常の予防策は?

紫外線対策と保湿、そしてスマホの見過ぎによる姿勢の悪さを改善するなど、生活習慣の見直しが最も重要です。

当院での治療

当院ではたるみに対してAWG療法(自費)を行っています。

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