胆のう・胆管の病気 最新治療 「胆のうに起こる病気とは?」~きょうの健康 2025.11.17~
[2025.11.19]
胆のう・胆管とは
- 胆管は、肝臓・胆のうと十二指腸をつなぐ管です。
- 胆管と胆のうを合わせて、胆道と呼びます。
- 胆道は胆汁の通り道です。
- 胆汁は、脂質の消化を助ける液体です。
- 肝臓で作られて、胆管を通って胆のうに貯められています。
腹痛の症状は胆石症かも
- 胆のうの中にできた石が、胆のうの出口を塞いでしまったとき、腹痛が起こることがあります。
- 油ものを食べたあとに調子が悪い場合は、胆石を疑う必要があります。
- 胆石があるだけでは、症状が出ないことも多いです。
黄だん
- 尿の色が茶褐色から黒っぽく濃くなる。
- 便の色が白くなる。
- 白目が黄色くなる。
- 肌がかゆくなる。
- 胆汁がせき止められる原因は、胆管に胆石がつまる総胆管結石や、がん細胞ができる胆管がんなどです。
血液検査
- 総ビリルビン・ALP・γ-GTPなどの値を調べます。
- 胆のうや胆管にがんなどがあると、これらの数値が高くなります。
腹部超音波検査
- 胆管が通常の大きさよりも拡張しているかを確認します。
症状がない 健康診断で見つかるケース
- 胆のうのポリープは特に症状がなく、健康診断や人間ドッグなどで見つかるケースが多いです。
- 基本的には良性で心配ありませんが、10mm以上大きくなるとがんの可能性があります。
胆のう・胆管の病気 まとめ
- 腹痛の症状があったら、胆石症、総胆管結石の可能性があります。
- 胆管がんが進行すると、腹痛が出ることがあります。
- 黄だんの症状では、総胆管結石や、胆管がんの可能性があります。
- 胆のうがんが進行し胆管を塞ぐと、黄だんの症状が現れます。
- 症状がない場合では、胆のうがんや、ポリープが隠れていることがあります。
- 胆石を持っていても痛みなどがないことがあります。
当院の治療について
当院では胆のう・胆管の病気に対してAWG療法(自費)を行っています。
