これだけで解消!尿もれのトリセツ(あしたが変わるトリセツショー)
加齢や出産などに伴う尿もれは、多くの方が抱える悩みです。しかし、適切なケアを行うことで改善が期待できます。このページでは、最新の研究に基づいた骨盤底筋のトレーニングや、男性特有の尿もれ対策について分かりやすく解説します。内容を正しく理解し、日々の生活に取り入れていきましょう。
尿もれ改善のカギを握る骨盤底筋の役割
尿もれを引き起こす主な原因は、骨盤底筋のたるみにあります。骨盤底筋とは、その名の通り骨盤の底に位置する筋肉の総称です。膀胱や子宮などの臓器を正しい位置に支えるとともに、排泄をコントロールする極めて重要な役割を担っています。
出産や加齢の影響でこの筋肉が衰えてしまうと、くしゃみをした際や重い荷物を持った時の刺激で尿道を十分に締められなくなり、尿がもれてしまうのです。尿もれを根本から解決するには、このインナーマッスルを効果的に鍛えることが欠かせません。
| 骨盤底筋 | 骨盤の底にあり、臓器を支え排泄を調節する筋肉 |
|---|---|
| インナーマッスル | 体の深い層に位置し、姿勢の保持などを助ける筋肉 |
つま先を90度に開くだけの最新トレーニング
骨盤底筋は体の内部にあるため、自分で動かせているかを確認しづらく、従来の筋力トレーニングでは挫折してしまう方も少なくありませんでした。そこで、大阪医科薬科大学の二宮早苗准教授は、10年以上の研究を経て誰でも簡単に実践できる方法を考案しました。
研究の結果、つま先を90度に開く動作が骨盤底筋を刺激することが突き止められました。さらにつま先を広げた状態でお尻を寄せることで、より高い効果が得られることが分かっています。この簡単な動作を継続することで、多くの方が尿もれの改善を実感しています。
これだけ!骨盤底筋体操の実践ガイド
この体操は、家事の合間や外出時の待ち時間など、隙間時間を利用してこまめに行うことができます。男女問わず効果が期待できるため、今日から習慣にしてみましょう。
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基本の姿勢を維持する
かかとを合わせ、つま先を90度程度に広げて立ちます。内ももを寄せ、背筋を真っ直ぐに伸ばした姿勢を1日合計1分ほどキープしてください。 -
お尻の筋肉を寄せて緩める
つま先を広げたまま、お尻を中央に寄せてから緩める動作を繰り返します。これを1回とし、1日合計30回を目安に行ってください。 -
継続と効果の確認
まずは6週間以上を目安に続けてください。お尻に張りを感じれば、骨盤底筋に正しく負荷がかかっている証拠です。
※反り腰にならないよう注意し、強い痛みを感じる場合は無理をせず中断してください。3か月以上続けても改善が見られない場合は、骨盤底筋以外の原因が考えられるため、泌尿器科などの専門外来を受診することをお勧めします。
男性特有の「ちょびもれ」を防ぐコツ
男性に多い悩みである、排尿後に少量の尿が漏れてしまうちょびもれは、尿道の形状が原因です。男性の尿道は複雑なS字状にカーブしており、加齢によって尿の勢いが弱まると、そのカーブ部分に尿が残りやすくなるのです。これが後から漏れ出してくるのが正体です。
残尿を絞り出すミルキングの手法
対策として有効なのが、医療現場でも指導されているミルキングという手法です。尿道のカーブに溜まった尿を物理的に押し出すことで、スッキリと出し切ることができます。
| 押す場所 | 陰嚢(いんのう)の後ろ側付近 |
|---|---|
| 動作のコツ | 指を使って斜め上に向かって優しく押し上げる |
慣れないうちは、トイレの個室で座った状態で練習してみるのがよいでしょう。この動作を行っても残尿感が解消されない場合は、他の疾患が隠れている可能性もあるため、早めに泌尿器科に相談してください。
当院での治療
当院では尿もれに対して、AWG療法(自費)を行っています。
