「脳梗塞の早期発見・治療・予防情報」~2025.11.16 チョイス@病気になったとき ~
[2025.12.03]
脳梗塞とは
- 脳梗塞は、脳の血管が詰まり脳細胞の一部が死んでしまう病気です。
- 死んでしまった脳細胞は元に戻ることはありません。
- 一命をとりとめても、後遺症が残ることが多いため、できるだけ早く治療することが大切です。
脳梗塞の原因
脳梗塞の原因は大きく分けて2つあります。
- 脳の血管が狭く固くなって詰まる動脈硬化性
- 心臓などでできた血栓が脳の血管を詰まらせる塞栓性
動脈硬化性の原因
- 動脈硬化性の主な原因は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙です。
- 脳梗塞の約6割は動脈硬化性が原因です。
塞栓性の原因
- 塞栓性は、心房細動などの不整脈によって血栓がつくられることが原因です。
脳梗塞の症状:FAST(ファスト)
脳梗塞の症状に気づく方法としてFASTが重要です。
| Face | 顔の麻痺 |
|---|---|
| Arm | 手と腕の麻痺 |
| Speech | 言葉の障害 |
| Time | すぐに119番通報をして救急車を呼ぶ |
脳梗塞の診断
脳梗塞の診断には以下の検査が行われます。
- 問診、血圧測定、血液検査を行った後、MRIやCTなどの画像検査を行います。
- 心臓や頸動脈など、他の場所に血栓がないかどうかを調べる超音波検査を行います。
脳梗塞の治療
脳梗塞の治療法には以下のものがあります。
- 血栓溶解療法(t-PA静注療法):t-PAという薬で、血管を詰まらせている血栓を溶かす治療法です。原則として、発症から4時間半以内までに行われます。
- 血管内治療:血栓を直接取り除く治療法で、発症から24時間以内までに行われます。
- 薬による治療:抗血小板薬などで血液をサラサラにして血流をよくする治療法です。
脳梗塞の予防的治療:ステント留置術
- 薬で症状が改善しても、薬だけで再発を防ぐのは難しいと判断される場合、予防的措置として行われます。
- 費用は3割負担の場合、約10万円です。
脳梗塞の予防法
- 原因となる動脈硬化を進行させないようにすることが大切です。
- 動脈硬化の原因となる、高血圧、脂質異常症、糖尿病を治療するとともに、禁煙も重要です。
- 脳梗塞は、症状を疑ったら、とにかく早く受診することが大切です。
- 早く受診するほど、症状にあった治療の選択肢をチョイスできます。
当院では動脈硬化に対してAWG療法(自費)を行っています。
