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「脂肪肝」改善できる!?…注目の“改善入院”で学ぶ!脂肪肝の原因や改善法(健康カプセル!ゲンキの時間)

[2026.09.02]

日本の成人の約4人に1人が脂肪肝と言われており、近年増加傾向にあります。脂肪肝を放置すると肝臓だけでなく、心筋梗塞や脳卒中などさまざまな病気のリスクも高まるとされています。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ自覚症状が出にくいため、気づいた時には病状が進行しているケースも少なくありません。今回は、脂肪肝の原因や改善法、さらに将来期待される最新の治療法について詳しく解説します。

肝臓の基礎知識と健康状態を示す数値

生命維持に欠かせない肝臓の働きと特徴

肝臓は、糖質・脂質・たんぱく質などの栄養素を分解し、身体が吸収しやすい形に変化させる働きを持ちます。さらに有害物質の解毒や除去、ホルモンの調節、ビタミンの貯蔵など多彩な役割を担っており、人体の化学工場とも呼ばれています。

肝臓は再生能力や回復力に優れている反面、ダメージを受けても自覚症状が出にくい臓器です。そのため、知らず知らずのうちに悪化し、脂肪肝から脂肪肝炎を経て肝硬変や肝臓がんへ進行する危険性があります。

肝機能検査における主な数値と基準値

健康診断などの血液検査では、主にASTALTγ-GTPの数値から肝臓の状態を確認します。ASTとALTは肝細胞が障害を受けると血液中に漏れ出る酵素で、γ-GTPは特にアルコールの影響で上昇しやすい特徴があります。

検査項目 基準値の上限目安(U/L) 特徴
AST 30以下 食べ過ぎや飲み過ぎなどで肝臓に負担がかかると上昇します。
ALT 30以下 肝細胞に多く含まれ、肝臓のダメージを反映しやすい酵素です。
γ-GTP 男性:64以下
女性:32以下
アルコール摂取や胆道系の異常によって数値が高くなります。

※検査前の食事内容などにより検査値が変動する場合があります。

生活習慣の見直しで脂肪肝は改善が可能

肝臓は体の中でも脂肪の代謝が非常に活発な臓器です。そのため、適切な食事と運動を取り入れて生活習慣を見直すことで、改善しやすい特徴を持っています。

食事で実践する脂肪肝改善のポイント

脂質だけでなく糖質の摂り過ぎにも注意

脂肪肝の原因は脂っこい食事だけでなく、糖質の過剰摂取も大きく影響しています。エネルギーとして消費しきれなかった糖分は、肝臓で中性脂肪へと変換されて蓄積してしまいます。

手軽にできる3つの食事改善テクニック

日々の食生活において、無理なく続けられる工夫を取り入れましょう。

  • 低糖質なおやつを選ぶ:間食をしたい時は、ナッツやハイカカオチョコレート、オーツ麦クッキーなど低糖質な食品を取り入れましょう。
  • 低GI食品を活用する:野菜、きのこ、玄米、大豆などの低GI食品は、糖の吸収を緩やかにし、脂肪を合成するホルモンの過剰分泌を防ぐ効果が期待できます。
  • 野菜から食べるベジファースト:食事の最初に野菜を食べることで血糖値の急上昇を抑えられます。具材を大きめに切った料理もおすすめです。

清涼飲料水に含まれる糖分とお酒の適量

清涼飲料水やジュース、スポーツドリンクに含まれる液状の糖分は吸収が早く、肝臓での脂肪合成を促進します。普段の水分補給には、水やお茶を選ぶようにしましょう。

また、飲酒に関しては種類に関わらず純アルコール総量を意識することが重要です。1日の適量上限の目安は男性40g以下、女性20g以下とされています。

お酒の種類 純アルコール20gに相当する目安量
ビール(5%) ロング缶1本(500mL)
日本酒(15%) 1合(180mL)
ウイスキー(43%) ダブル1杯(60mL)
焼酎(25%) グラス約1/2杯(約110mL)
ワイン(14%) グラス約2杯(180mL)
チューハイ(7%) 缶1本(350mL)

※アルコール度数は一般的な目安であり、商品によって異なります。

運動習慣の確立と効果的な下半身トレーニング

運動不足の解消と脂肪肝予防

日頃の歩行数が1日8,000歩未満など活動量が少ない生活は、肝臓に脂肪が蓄積しやすくなります。定期的な有酸素運動や筋力トレーニングは、肝臓の脂肪燃焼を促すために効果的です。

自宅でできる椅子スクワットのやり方

太ももやお尻など大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝が向上し、効率的な脂肪燃焼が促されます。膝への負担を軽減しながら正しく行える椅子スクワットの手順をご紹介します。

  1. 足幅をセットする
    両足の間を肩幅程度に開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら立ち上がる
    両手を腰に当て、お辞儀をするように前傾姿勢を意識しながら息を吐いて立ち上がります。
  3. ゆっくりと腰を下ろす
    お尻を後ろへ引きながら、前かがみの姿勢を維持してゆっくりと椅子に腰掛けます。

動作の際、膝がつま先より前に出ないよう意識することで、関節を痛めずに正しい負荷をかけられます。無理のない回数から始めて継続していきましょう。

肝機能を回復させる再生医療の最新研究

肝硬変に対する新たなアプローチ

従来は肝臓移植が主な治療法であった肝硬変に対し、患者自身の細胞を用いて肝機能の回復を目指すリワインド治療の研究が進められています。

CLiP細胞を活用した治療手順と展望

この治療法では、患者自身の肝細胞から生成されるCLiP細胞を活用します。

  1. 肝細胞の採取と培養
    患者の肝臓の一部を採取し、特殊な薬剤を用いて約90日間培養し、修復能力の高い状態へ若返らせたCLiP細胞へと変化させます。
  2. 細胞の静脈注射
    培養したCLiP細胞を肝臓付近の静脈から注入し、硬化した肝組織へ行きわたらせます。
  3. 組織の修復と機能回復
    行きわたった細胞が修復部隊として働き、線維化した肝組織を再生させて機能の回復を図ります。

自己細胞を用いるため拒否反応が起こりにくい利点があり、臨床研究を経て将来の実用化が期待されています。

当院での治療

当院では肝障害に対してAWG療法(自費)を行っています。

AWG療法

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