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「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」若い世代でも…早期治療のカギは72時間!初期症状の見分け方や予防法(健康カプセル!ゲンキの時間)

[2026.06.06]

今回のテーマは「早期治療のカギは72時間!初夏から気をつけたい帯状疱疹」です。本格的な夏を前に注意すべき皮膚のトラブル、それが帯状疱疹です。帯状疱疹は、身体の左右どちらかの神経に沿って帯状に赤い発疹と水ぶくれが生じる病気です。夏バテや体力の消耗などで免疫力が低下すると発症しやすくなります。発症率は50代から高くなりますが、近年では20〜40代の発症率も上がっており、誰がなってもおかしくない病気と言えます。治療において最も重要なのは、早期に適切な治療を開始することです。今回は、初期症状の見分け方や予防法について詳しく解説します。

帯状疱疹の原因と発症のメカニズム

若い世代に帯状疱疹が増えている理由

帯状疱疹の原因は、水ぼうそうと同じウイルスです。一度治った後もウイルスは体内に残り続け、通常は免疫によって抑えられています。この免疫は、日常生活の中でウイルスを持つ人に触れることで活性化されますが、ワクチンの普及により水ぼうそうにかかる子供が減少しました。その結果、大人がウイルスに触れる機会が減り、免疫が弱まったことで若い世代でも発症する人が増加していると考えられています。

体内に潜伏するウイルスが免疫低下で活性化

原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスは、子供の頃に水ぼうそうを発症した後、神経節という場所に潜伏します。一度かかれば再発することは稀ですが、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活動を始めます。特に暑さが厳しくなる時期は、夏バテなどによる体力消耗が引き金となり、ウイルスが活性化しやすくなるため注意が必要です。

発疹が出る場所と治療のタイミング

発疹が現れる場所は全身にわたりますが、特に上半身や顔周りに多く見られます。再発した場合は、前回とは異なる場所に現れることが一般的です。最も重要なのは、発疹発症後72時間以内に治療を始めることです。この期間内に抗ウイルス薬による治療を開始できれば、ウイルスの増殖を抑え、重症化や後遺症のリスクを大幅に下げることが可能です。

早期治療のために知っておきたい初期症状の特徴

発疹が出る数日前からのピリピリとした痛み

発疹が出る数日前に、神経に沿ってピリピリとした痛みを感じることがあります。これは前駆痛と呼ばれ、ウイルスが神経を通って皮膚に移動する際の刺激によって起こります。痛みを感じ始めてから4〜5日以内に発疹が出た場合は、速やかに医療機関を受診することで、効果的な早期治療につなげることができます。

身体の片側にのみ現れる症状

帯状疱疹の大きな特徴は、神経の流れに沿って症状が出るため、身体の左右どちらか片側にのみ発疹が現れる点です。両側にまたがって発疹が出ることはほとんどありません。もし左右どちらかに違和感や発疹を確認した場合は、72時間を意識して診察を受けましょう。

帯状疱疹とあせも・虫刺されの見分け方

初期症状において、他の皮膚疾患と見分けるポイントを以下の表にまとめました。

比較項目 帯状疱疹 あせも・虫刺され
主な感覚 かゆみよりも強い痛みを感じる 痛みよりも強いかゆみを感じる
発疹の出方 身体の片側に集中して帯状に出る 場所は限定されずバラバラに出る
形状 水ぶくれを伴う赤い発疹 小さな赤いブツブツや腫れ

顔まわりの発症に注意!深刻な後遺症のリスク

目の周辺や顔への発症は合併症の危険大

目の近くに帯状疱疹ができた場合、放置すると目の神経が損傷され、結膜炎や緑内障、最悪の場合は失明に至る恐れがあります。顔には重要な神経が集中しているため、ウイルスが神経を傷つけることで難聴や顔面麻痺などの深刻な合併症を引き起こすリスクも高まります。

長引く痛み「帯状疱疹後神経痛」とは

代表的な後遺症の一つが帯状疱疹後神経痛(PHN)です。皮膚の症状が治まった後も、神経の損傷によって激しい痛みだけが残る状態を指します。人によっては10年以上痛みが続くこともあり、日常生活の質を著しく低下させます。これらを防ぐためにも、早期治療が欠かせません。

帯状疱疹の予防法とワクチンの種類

帯状疱疹を予防する最も有効な手段はワクチンの接種です。現在、日本では2種類のワクチンが使用されています。それぞれの特徴を比較して、医師と相談の上で適切なものを選びましょう。

項目 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
費用目安 8,000円〜1万円程度 2回で4万〜6万円程度
効果の持続期間 5〜8年程度 10年以上
対象 原則50歳以上 50歳以上(または発症リスクの高い18歳以上)

自治体の助成制度について

帯状疱疹ワクチンは、多くの自治体で50歳以上を対象に任意接種として実施されています。自治体によっては、接種費用の一部を助成している場合があります。助成の有無や条件、費用についてはお住まいの地域の保健センターや自治体窓口へ直接お問い合わせください。

当院での治療

当院では帯状疱疹に対して薬物療法の他に、AWG療法(自費)を行っています。

AWG療法

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